正子さんの醤油干しの話

正子さんの醤油干しの話

「干物」とひとくちに言っても、魚の種類・味付けなど、世の中には様々な干物の種類があります。

みなさんの一番好きな干物、今風に言えば「推し干物」は何でしょうか?



私たちヤマカ水産でも、定番のあじの開きをはじめ、魚種や大きさの異なる様々な種類の干物を取り扱っているのですが、一度味わうとハマってしまうお客様が圧倒的に多いのは、ヤマカ名物の「正子さんのさば醤油干し」です。


電車や車を乗り継ぎ、はるばる遠方からお買い求めになられるお客様や、冷蔵庫に常備しているという方もいたり、「この鯖以外は食べられないんです~!」などのありがたいお声をたくさん頂戴するほど。
多くの方に推していただいている商品です。

大きくて脂の乗ったさばのなかでも特に大きなものを選び、御殿場の天野醤油と三温糖、純米酒で味付けした「正子さんのさば醤油干し」は、ごはんにもおつまみにも最適な逸品です。

さて、すでに何度か登場した「醤油干し」というワードですが、あまりピンとこない方もいるのではないでしょうか?

魚の干物というと、最もポピュラーなのは塩干し。赤い色のみりん干し(最近は赤く着色していないものも多いとか)もスーパーでよく見られますね。

それらに比べると「醤油干し」というのはあまり有名ではないようで、「醤油干し…ってなに?」「美味しいって聞いたから買いに来たんだけど…」「しょっぱいですか?」と、初めての方はちょっと不安そうなことも。

 

そんな「醤油干し」ですが、私たちヤマカ水産のある静岡県の沼津市では昔から作られていたこともあって今でもなじみ深い干物として扱われています。

作るといっても現代では私たちのような干物屋が生産するばかりの干物ですが、昔は各家庭の軒先で作るのが当たり前だったそうで、特に海からほど近い地域を歩くと、いつもふんわりと醤油と砂糖の甘くて香ばしい匂いが漂っていたのだとか。

手前味噌ならぬ手前干物。その味は各家庭によって変わり、醤油の強いもの・まろやかなもの、甘みの濃いもの・控えめなものなど様々だったようです。


▲昭和30年頃の沼津市志下(ヤマカ水産の現在地より少し南のあたり)の海沿いの家々


▲現在の志下。ほぼ同じ画角。暮らしも街並みも大きく変わったのが分かります。

ヤマカ水産で販売している「正子さんの醤油干し」シリーズは、漁師の家庭に生まれ育ち、半世紀にわたってヤマカ水産でご尽力頂いた笹原正子さんが、家で昔から作ってきた醤油干しを再現した商品です。

さば以外にも、いわしやアジ、赤魚など…
醤油の香ばしさと深いうま味・三温糖の甘みが特徴で、どこか懐かしいその味は初めての方にも食べやすく、一度食べたらやみつきになります。

沼津の伝統の味「醤油干し」を味わってみたい!と思った方は、ぜひヤマカ水産の「正子さんの醤油干し」シリーズをご賞味ください。

※現在、正子さんのさば醤油干しは大変ご好評いただいており、本社1階の直売所では売り切れになる日もございます。

確実に買いたい!食べたい!という方は、当オンラインショップでご購入いただくか、レストラン店舗「五代目小松ひものや」にてお召し上がりいただくのがおすすめです。

 

 

ちなみに、筆者の「推し干物」はじゅわじゅわの脂が堪らない「いわしの醤油干し」と原点にして頂点の「あじの開き」(塩干し)です。

鯖じゃないんかい。


Back to blog