代表の想い

MESSAGE

私たち沼津のひもの屋は、美味しい干物をつくることに情熱を持ち、約50年前から開きの技術・塩汁での味付け・乾燥方法・急速冷凍技術、全ての製造工程を研鑽し、日本一のひものを皆さんに届けたい想いでひものづくりを行ってきました。

刺身でも食べられるほど鮮度の良い素材を厳選し、丁寧に干物に仕上げ、最高の旨味を味わえる一品を作っていることに誇りを持っています。しかし、奈良時代から続く日本のひもの文化は、ひもののイメージを固定させ、経済が発展するほどにひものの価値を下げてしまいました。

私達もそれに合わせ利益を削り安価で製造販売することに重きを置き、本来の誇りを見失ってしまっていたようです。その結果、ひものが選ばれなくなり業界の衰退につながってしまったと思います。

現在、過去の保存食の機能は失われつつありますが、より魚の旨味を高め美味しく食べることを神髄にした一品に進化しています。

ご飯の甘みとひもの旨味が相まってより美味しく味わえる食べ方、日本酒・ビール・ワイン・ウイスキーなどお酒との相乗効果でより旨味を味わえる食べ方。食が多様化してきた現代だからこそ、もう一度本来のひものの美味しさを見直すことが出来ると信じています。

古来より続く日本のひもの文化をしっかりと継承し次世代に伝え、日本だけでなく世界に向けてひものの美味しさを伝えていきたい。

そして改めて皆様にひものを選んで頂けるように努力してまいりたいと思います。いつの日か私達のひものがニューヨークのマンハッタンで食べられていることを夢見て。
                                                   代表取締役 小松寛

会社概要

COMPANY

会社名
有限会社 ヤマカ水産
本社所在地
〒410-0106 静岡県沼津市志下629
電話番号
055-931-2142
FAX番号
055-931-9965
創業
1912年
資本金
1,000万円
代表取締役
小松 寛
事業種目
干物( ひもの)製造業・販売業、飲食事業

〒410-0106 静岡県沼津市志下629

沿革

HISTORY

1912
ヤマカ水産創業(煮干し加工を開始)
1973
煮干し加工と共に本格的に干物製造を開始・冷蔵解凍機の設置 ・自動塩づけ機の設置
2000
新工場増築(干物製造業のみに一本化)
2007
小松 利寿が4代目代表取締役に就任
2013
製品保管用の低温大型冷凍庫を建設
2015
ワインやパンに合うhimono「ペッシュール」を開発、販売開始
2020
小松 寛が5代目代表取締役に就任
2024
飲食事業がスタート